小人閑居して不善を為しまくり2016

こういう諺を見たり、80〜90年代にananとかMOREで連載されてたOL向けお悩み相談コラムとか読んだりするといつもああ人間は進歩しないものなんだなあと思います。どんなに時代が変わって多種多様な価値観が生まれたとしてもみんなが寂しさとか自尊心とか勝てっこないものに勝とうとしてツラいという状況は昔から変わってない気がする。先人の経験は全然生かされなくて100年前の人と同じようなことで普通に毎日悩んだりする。

 

私も寂しさと自尊心にボコボコにされる1年でした。下手に暇があったせいで心の穴の中の穴を覗き込み自分の中にこそ幸せの答えはあるんだとズブズブズブズブのめり込み、優しさを優しさとも思えずみんなが敵に見え出して、結果仲良くしてくへた人達と疎遠になりブクブクに太り卑屈な性格をさらに卑屈にしたのでした。

誰の役にも立たないという意味でほぼ泥、ものを食べたり金を欲しがったりするという点で泥以下までグジュグジュになった私が昨年1年でやっとわかったことといえば

自分の心の中に答えやなんかの足しになるものなんて一つもないし、自分の脳ミソにはおがくずみたいなもんしか詰まってない

という事でした。悲劇ではなく事実として無能っぷり取り柄無いっぷりを認めざるをえなくなってしまいました。

それはこれまでとても怖い事だったけど、一度そうなってしまえば割とスッキリしたもんです。

 

引きこもりも1人で長い時間思い悩む事も、賢い人がやれば実りあるものになると思います。学者さんとか。

一方私は賢くなくて、よって引きこもっても不利益しか生まないので身体的にも精神的にももうこもるのはやめようと思います。

頭は使わない。とにかく手を体を動かして人と関わる。健康体な事はありがたいことに間違いないのでそれくらいはできる。勧められたことは引き受けてみる。バカなんだから独断しない。これまでの人生で毎日のようにしてきたズルと手抜きをやめる。今仲良くしてくれてる人を大切にする。望みを持たない。これまで自分を何よりも誰よりも大切にしてきた分今年は駒になれるようにがんばる。