ギターはちょっとでも弾けるとなんかいい感じになる

家に一台だけ残っているアコギといつ買ったのか誰から貰ったのかわからない「ソロギターのしらべ」を気分が落ち込んだ時のおともにしています。

別に全然弾けないんですけど、特に意味もなくつれぇ〜みたいになった時に知ってる名曲を自分で下手なりにでも演奏できるというのはとても励みになります。よく弾くのは酒バラことDays of wine and roses。理由があるわけではなく、一番簡単なアレンジだったからです。

勿論昔から知ってる曲で大好きだけど、初めて聴いた時は酒に溺れる夫婦の話だとは思いもしなかった。もっと夢のある印象を勝手に受けてました。実は映画を一度も見ていないので何の感想も言えないけど、ストーリーを聞くとなんだか切ないなあという気持ちと同時にさもありなんという気持ちになる。お酒に溺れたくなるタイミングなんて誰にでもあるし、沼は抜けられないよねそばにいる人もズブズブ浸かっているならなおのこと。私も家族と友達が見捨てずにいてくれるから何とかもってるだけのことだし割とみんなそうなんじゃないかな?

 

いつまでも自分だけつらいみたいな顔してんじゃないよ、この世にいつも満たされてる人なんていやしないよ、と思いながらこの曲をボロロンと爪弾き、なにはともあれアル中じゃないし健康で良かったなとひとりごちるのであります。